御恐のゆっくり怪談朗読

御恐がこれまでにYouTubeに公開した動画をテキストと共に紹介するブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

【ゆっくり怪談朗読】迷惑電話【第12話】

【ゆっくり怪談朗読】迷惑電話【第12話】 知らない番号から電話がかかって来て、 女性の声で「鈴木さん(仮名)?」って聞かれた。 でも自分は田中(仮名)。だから「いいえ違います」って答えたら、 「じゃあ誰?」って言われた。そう言われたことにびっくりし…

【ゆっくり怪談朗読】階下の住人【第11話】

【ゆっくり怪談朗読】階下の住人【第11話】 だいぶ前に実際に体験した時の話。とあるアパートの2階で 一人暮らしを始めてしばらくした頃、 1人の男が部屋に訪ねてきた。話を聞くとその男は私の部屋の下の住人で、 部屋の騒音に迷惑して抗議に来たらしい。…

【ゆっくり怪談朗読】黄色いパーカー【第10話】

【ゆっくり怪談朗読】黄色いパーカー【第10話】 ある日、友人5人で集まって鍋をしようという事になり、 駅から1番近い友人Aの家に行く事になりました。その友人Aの家は、 共同トイレに共同玄関というすごく古いアパートでした。鍋パーティーも盛り上がり…

【ゆっくり怪談朗読】走る男【第9話】

【ゆっくり怪談朗読】走る男【第9話】 『走る男』そうタイトルだけ記された、 何とも斬新なパッケージのビデオ。「どうせ100円だし暇つぶしになればいいか…」 とレンタルしてみた。Aは自宅に帰ると早速ビデオを再生した。タイトルも出ずに、 いきなりホ…

【ゆっくり怪談朗読】霊感があるふりをすると【第8話】

【ゆっくり怪談朗読】霊感があるふりをすると【第8話】 絶対にやってはいけない事があります。それは、霊感がないのにあるふりをする事。ある霊能力者の方に聞いたんですが、 霊が一番怒る事らしいんです。ある大学生の女の子で、 霊感がないのに霊感がある…

【ゆっくり怪談朗読】カルテ【第7話】

【ゆっくり怪談朗読】カルテ【第7話】 これは、まだ私が中途で入職したての頃に 病院で夜勤中に体験した出来事です。その日、私は夜勤をする救急室にて 患者さんの対応をしていました。何台か救急車が入り、 その内の1人が当院かかりつけの患者でした。そこ…

【ゆっくり怪談朗読】夜の漁港で【第6話】

【ゆっくり怪談朗読】夜の漁港で【第6話】 7月のある晩に 新潟の漁港に夫と釣りに行きました。この晩は悪天候が予報されていたためか、 他の釣り人も少なく、 堤防の上で私たちのほかには 2人連れのグループがいただけです。夜の海はそうでなくても暗いの…

【ゆっくり怪談朗読】口裂け女【第5話】

【ゆっくり怪談朗読】口裂け女【第5話】 学校が終わり、もう陽は傾きかけている。仲良し3人組のA君・B君・C君は、 いつもの道を話しながら歩いて帰っていた。すると夕焼けに照らされ、 人通りの少なくなった道の向こうから 1人の女性が歩いてくる。一見…

【ゆっくり怪談朗読】いま話していたのは?【第4話】

【ゆっくり怪談朗読】いま話していたのは?【第4話】 昔なんだけど、 友達と地元の神社の祭りに行った時の話。 そのころ俺は中学生で、 まぁ、無茶もやってしまうような好奇心旺盛な少年だった。俺は友達を誘って、 神社の奥にある暗い道に行こうと言った。 …

【ゆっくり怪談朗読】音か声か【第3話】

【ゆっくり怪談朗読】音か声か【第3話】もう15年以上前、大学生だった頃。友達に肝試しに誘われ、 車で山の中にある林の近くに行きました。夜10時か11時ごろだったと思います。2人1組でため池の横を通り、 林まで行って帰ってくるだけの簡単なルール…

【ゆっくり怪談朗読】誰もいなかった【第2話】

【ゆっくり怪談朗読】誰もいなかった【第2話】 あれは、専門学校の卒業式の日の事でした。卒業式が終わり、 とあるホテルの会場にて 生徒たちや先生で祝賀会を催していました。友人達みんなと楽しく笑いながら、 色んな場面で写真を撮り合っていました。10…

【ゆっくり怪談朗読】芸人さんの恐怖体験【第1話】

【ゆっくり怪談朗読】芸人さんの恐怖体験【第1話】 その芸人さん、 怖い話は好きだったらしいんだけど、 実際にオバケとかは見たことがなかったんですって。でも、あるきっかけで“見えるようになった”というか、 半年間ぐらい不思議なことが続いたみたいなん…