御恐のゆっくり怪談朗読

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【ゆっくり怪談朗読】私からの留守録【第37話】


【ゆっくり怪談朗読】私からの留守録【第37話】


これは私と主人が3年前に体験した
気味の悪いお話です。

結婚を控えた私と主人は、
同居する為の日用雑貨を購入するために、
近くのスーパーに買い物に来ていました。

その日は平日の夕方だったこともあり、
勤め帰りのOLや主婦、
単身赴任らしきサラリーマンなど
たくさんの人が買い物に来ていたと
記憶しています。

主人と店内を見てまわり、
細々としたものを買っている最中に、
主人のスマホに着信があったことを知らせる
ランプが点滅していることに気が付きました。

多くの人で店内が賑わっていたため、
着信があったことに気が付かなかったようです。

「誰からだろう?」ということで、
着信履歴を確認して見ると、
ほんの3分前の着信で、
発信相手は、なぜか、私からとなっています。

「……!?」

当然、一緒に行動をしている私が
隣にいる主人にわざわざ
電話をかけるなんてことはしません。

急いで私のスマホ
発信履歴を確認しましたが、
主人に発信した履歴はありませんでした。

「何これ!?」と不安になりつつ、
主人の携帯画面をよく見ると、
留守録があることが表示されています。

留守録を聞くか聞くまいか迷った挙句、
好奇心には勝てず、
怖いもの見たさに聞いてみると・・・